成人病になりやすい年齢や職業

成人病の成人とは、成人式の成人、つまり20歳のことを意味しているわけではありません。ここで言う成人とは、だいたい30代後半から50代中半くらいまでの年齢層を指しています。ですから働き盛りの年齢層と言う理解ができます。生活習慣病と言う名称に変更されるまでは、成人病のいちばんの理由は、生活習慣ではなく年齢だとされていました。つまりこれくらいの年齢になると、加齢によって身体機能にも変化が出やすくなり、それが成人病の引き金になると言う理解がされていたと言うわけです。しかしその後、加齢よりも生活習慣の方が大きな原因になり得ると言うことが明らかになったため、生活習慣病と言う名称に変更されたわけです。こうしたことを踏まえると、まず成人病になりやすい年齢としては、成人病の対象となっていた年齢層を挙げることができます。しかしそれ以外の年齢の人でも、生活習慣によっては十分、これに該当する病気を発症する可能性は高くあると言うことは、頭に入れておく必要があります。最近では食生活の乱れ、運動習慣の減少により、子供でも生活習慣病を発症するかずか増えてきているくらいです。次に職業との関係ですが、これはたとえ同じ職業に就いていたとしても、そこで発生したストレスなどに対する考え方の違いが大きいと言う側面があります。そのため一概に言うことは難しいのですが、基本的な働き方を見た時に、以下のような職業は注意が必要だとされています。たとえば接客具合によっては休憩を満足にとることが難しく、なおかつ終了後には練習することもあり、それによって夕食を食べる時間が遅くなることもある美容師、また仕事中にトイレに行くことを避けるため食事を控え、その後に食べる食事の量が増えやすくなる添乗員やシフト勤務の職業などです。また継続して高い集中力と緊張感を余儀なくされ、なおかつ体を動かすことが極めて少ないシステムエンジニアも該当します。